書道と習字は違う⁈
こんにちは!
今日は久しぶりの雨ですね。
今年の花粉は大量飛散してるので、毎日辛い、私です。この雨が洗い流してくれますように。
さていきなりですが
書道と習字が違うという事ご存じでしたか?
ちなみに
書道は、筆と紙を通して自己表現することを目的とする芸術で、ただ字を書くのではなく、字に思いや感情を込めて書いたり、自分の個性が出た作品を書くための技術を身に着けます。
日常生活で書道が役に立つ場面は?というと、実は特にありません。
そもそも書道は芸術性を追求するものなので、役に立たなくても構わないのです。ですが、もし書いた作品によって誰かの心を揺さぶることができたのなら、書道は役に立っているかもしれません。
では
習字は?
読んで字の如し、字を習うことです。
正しい筆順でお手本通りに書くことで、バランスよく綺麗に整った字が書けるようになることが目的です。
小中学校の書写の授業も習字の一種で、「書き方」や「美文字」といった言葉も習字の仲間です。
習字はとにかくとても実用的で学力向上にも結びつきがあります。
習字と書道の違いは→
習字では美しい字を書くこと、文字を学ぶことが目的です。
これに対して書道では文字の美しさを自分の個性を使って表現します。
つまり、習字の「美しい」は普遍的なものである一方で、書道の「美しさ」は十人十色、人それぞれです。極端に言うと、習字では単純に上手い下手が重視され、書道では芸術性が重視されます。
書道と習字は根本的に全く意味が違います。とはいえ、決して無関係であるとは言い切れません。習字の基礎は書道の基礎であり、習字は書道の基礎に通じるものがあります。
当教室はその名の通り習字教室なので、とにかく誰が見ても綺麗!と思われる字の練習をします。
文字をきれいに書けるようになるためにはいくつかのステップがあります。
毎回のお稽古で少しずつ積み重ねていくことで一生モノの美文字を習得し、その先の学力向上にもつながってていければと思っています。
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